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予防治療

予防治療について

むし歯や歯周病にならなければ痛い思いもせず、治療をする必要もありません。
むし歯や歯周病を治すことも大切ですが、むし歯や歯周病にならない口腔内環境をつくっていくことができれば、そのほうが重要だとは思いませんか?
いくつになっても自分の歯で食事を楽しみたいと思えば、むし歯や歯周病に対する予防が必要不可欠になってきます。
当院では、予防処置としてブラッシング指導・フッ素コーティング・PMTCなどを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

8020運動

「80歳になっても20本、自分の歯を保ちましょう」というこの働きかけは、一生自分の歯で楽しい食生活と健康な日常生活を目標に、子どものころからの正しいデンタルケアと、青年期のセルフケアの重要性を打ち出しています。

35歳が曲がり角といわれ、特に歯を失う原因でもっとも多い歯周病です。
成人病といわれるこの病気は、日頃の仕事の忙しさに任せて、”暴飲暴食”や”不規則な生活”から少しの痛みや歯のぐらつきなど、見過ごしがちな毎日のチェックが重要になってきます。

食べたらすぐ磨くといった基本的なことも忘れてはいけませんが、例えば、ブラッシングは正しいやり方をしているか、またブラッシングと併用するといいオーラルリンスなど、トラブルを抱えた時は専門家である歯科医師に相談してみるとよいでしょう。

個々の自覚が大事、予防はやる気から始まります。当院では毎日の手入れとあわせて口腔衛生指導などを行っているます。定期的に通う習慣をつけて、口元から健康を保ちましょう。

当院の予防メニュー

口腔内チェック

定期的に検診にお越しいただければ、お口の状態を確認して必要な治療につなげることができます。むし歯や歯周病は初期症状が無いのでご自身では気づきにくいですが、検診を受ければ早期治療ができます。

ブラッシング指導

適切なセルフケアは、むし歯や歯周病を予防するために欠かせない要素です。当院でブラッシング指導を受けていただければ、患者さまのお口の状態を踏まえて磨き残しのクセを減らし、リスクを低減することができます。

フッ素コーティング

フッ素にむし歯を予防する作用があることをご存知の方も多いのではないでしょうか?
フッ素を含むゼリータイプの塗布剤で歯をコーティングすることによって、むし歯を予防することができます。

PMTC

PMTCとは(Professional Mechanical Tooth Cleaning)の略で、プロによる歯のクリーニングを意味します。
具体的には、歯石の除去やクリームを使った器械的研磨を行います。むし歯や歯周病の予防になります。

当院の予防治療

むし歯や歯周病の治療が終了した後は、3~6ヶ月に1回程度検診を受けられることをおすすめします。いったんむし歯や歯周病になったということは、ある程度リスクがあるということですから、治療だけで満足せず、お口の中のリスクを減らしていくことが重要です。

検診を受ければクリーニングでお口の環境を良くできますし、問題の早期発見もできます。検診を希望される場合は電話にてご予約の上でご来院ください。

当院は、歯周病治療のメインテナンスに力をいれています

むし歯や歯周病を予防するには、口腔内のプラーク(歯垢)をできるだけ減らすことが重要です。毎日のセルフケアは予防のために欠かせませんが、少しずつプラークやスケールはたまっていきますから、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることで、お口の健康を維持しやすくなります。当院は悪くなった部分の治療だけでなく、悪くならないためのメインテナンスにも力を入れています。

むし歯や歯周病にかかっていれば治療するしかありませんが、基本的にむし歯や歯周病のダメージは治療しても元の健康な状態に戻すことはできません。そのため悪くなって治療するより、悪くならないためにご来院されることをおすすめします。

歯周病と全身疾患の関連性

歯周病は、お口の中に炎症が広がる病気です。この時発生する炎症物質は、身体の血糖値をコントロールするインスリンという物質の働きを抑制します。すると、血糖値が上がりやすくなり糖尿病の数値も悪化することがわかっています。

また、歯周病菌が血管に侵入すると、血液と共に全身をめぐってさまざまな疾患の原因となることも知られています。つまり、歯周病は全身の健康に害を及ぼす病気なのです。

歯周病と関連のある疾患

糖尿病以外にも、歯周病にはこのような疾患があります。

心臓疾患

歯周病菌が出す毒素は血液の流れを阻害する働きを持っています。そのため、心臓の内部で血栓ができると、動脈硬化のリスクが上がり、心筋梗塞などの重篤な状態に陥ることもあります。

脳梗塞

歯周病菌による血栓の弊害は心臓だけでなく脳でも起こることがあります。脳の血液の流れが阻害されると、脳卒中や脳梗塞など、生命に関わる疾患につながることもあるので注意が必要です。

誤嚥性肺炎

年齢が上がると誤嚥のリスクも高まります。このとき、お口の中に歯周病菌が多いと、食べ物と共に歯周病菌が肺に侵入して誤嚥性肺炎を起こします。誤嚥性肺炎は命にかかわることもある疾患です。

メインテナンスプログラムの内容

歯科医院でメインテナンスを受けると、ご家庭での歯磨きでは落とせないお口の中のプラークやスケールを徹底排除できます。また、ブラッシング指導を受けて日々のセルフケアのスキルを向上することも可能です。特に当院では、歯肉の内側に増えていくプラークやスケールを除去して、お口の健康を保つことに意識を注いでいます。さらに、定期的にメインテナンスを受けることは、日々のセルフケアのモチベーション維持にも役立ちますから、ぜひ当院で定期的にメインテナンスを受けて、歯や歯ぐきを大切にしていきましょう。

メインテナンスの間隔

歯科医院のクリーニングメニューを利用するとプラークを一掃できます。しかし、その後の生活の中で再びプラークは蓄積していきますから、当院では患者さまのお口の状態に合わせて、次回のメインテナンス時期を提案します。その期間は人によって異なりますが、3ヶ月に1回程度はメインテナンスを受けることを基本と考えてください。(より状態が悪い方には、さらに短期間でのメインテナンスを推奨する場合もあります)

歯周病の再発防止にメインテナンスは必須です

むし歯や歯周病は再発しやすい病気であることが知られています。そのため、治療による成果を得られても、通院をやめることなく、定期的にメインテナンスを受けることが再発予防に役立ちます。

通院することを面倒に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、むし歯や歯周病で痛みを感じたり、歯を失ったり、口臭に悩んだりするより、メインテナンスに通うほうが心身の負担を軽減できます。ぜひ再発防止のための通院をお考えください。

よくある質問

Q

フッ素はむし歯の予防に効くのでしょうか?

A

世界保健機関(WHO)は、フッ素がむし歯の予防に有効であるとして推奨しています。
私たちの身体にとっては必須栄養素のひとつです。
特に歯質を強化する効力が最も高いことから、世界各国でもむし歯予防に利用されています。

Q

歯磨きしていれば歯医者に行かなくても大丈夫?

A

毎日の歯磨きはとても大切です。しかし、歯磨きだけではだけではすべての汚れを取り除くことはできません。
定期的に歯科医院にて、むし歯や歯周病のチェック、歯のクリーニングを受けることが予防には有効です。
3~6ヵ月に一度、歯科医院での定期検診・メインテナンスをおすすめいたします。

Q

お口の中の定期健診にはどれくらいの頻度で通えばいい?

A

歯の汚れの付き方、お口の中の状態、生活習慣には個人差がありますので、必要な検診の頻度も異なります。
目安としましては、3~6ヵ月です。
当院では、患者さまごとに適切な定期検診の期間をお伝えするようにしております。

072-646-0118

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